グランクリュを飲む会

今年最初となる恒例のピノクラブ様のワイン会、今回のテーマは

『グラン・クリュ(ルイ・ジャド)を飲む会』

1859年に創立されたルイ・ジャド社、ネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインに関わる一方、総面積154ヘクタールのブドウ畑を所有する大ドメーヌ。それ故、コート・ドールに存在する様々な特級畑(グラン・クリュ)を所有しているという特筆すべき造り手。

今回の会は、ルイ・ジャドが所有しているグラン・クリュを飲み比べるという、いつにも増して素晴らしい会となりましたキラキラ


まずは今回の会のアイテムのご紹介♪黒

1. NV  ピエール・カロ グラン・クリュ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン

2. 2003 コルトン・シャルルマーニュ・・・グラン・クリュ アロクス・コルトン

3. 2000 コルトン・プージェ (ハーフボトル)・・・グラン・クリュ アロクス・コルトン

4. 1998 シャルム・シャンベルタン・・・グラン・クリュ ジュヴレ・シャンベルタン

5. 1994 クロ・ド・ラ・ロッシュ・・・グラン・クリュ モレ・サン・ドニ

6. 1995 クロ・サン・ドニ・・・グラン・クリュ モレ・サン・ドニ

7. 1995 クロ・ヴージョ・・・グラン・クリュ ヴージョ

8. 1995 エシェゾー・・・グラン・クリュ ヴォーヌ・ロマネ

グランクリュを飲む会



 アーベントでご用意させて頂いたお料理キラキラ


 グランクリュを飲む会
 
アボカドをまとったズワイガニのサラダ
 

 グランクリュを飲む会
 
舞阪産真鯛のセモリナ粉焼き アメリケーヌソース

 グランクリュを飲む会
 
三河産錦爽鶏のインボルティーニ 牛蒡のソース


 
 今回のワイン達はいつも以上にレベルの高いものばかりでした上昇

 1のピエール・カロ、アヴィーズ村らしい直球的な果実の香り。熟した洋梨やレモンの果皮、爽やかなハーブの香りもまとったバランスのとれたシャンパーニュ。

 2、コルトン・シャルルマーニュ2003、輝く黄金色。バターやハチミツ、栗きんとん、やや燻製香。乳酸の甘み、ボリューム感が心地よく、アフターに感じた若干の塩気も良いアクセント。

 3、コルトン・プージェ2000、ハーフボトル故か、褐色が思ったより進んでおり熟成感を感じた。スパイシーさが前面に出ており、後ろにジューシーな果実味、腐葉土のニュアンス。ミネラルを基調とした赤。

 4、シャルム・シャンベルタン1998、シャルムらしいボリューム感、厚みが良く出ていた。酸は穏やかながら大変シルキーな口当たりが印象的。

 5、クロ・ド・ラ・ロッシュ1994、骨格のしっかりした、強さもあり、緊張感のあるワイン。口中でミネラル→酸→タンニンの順で味わいが広がっていった。

 6、クロ・サン・ドニ1995、濃縮した果実味。プラムのコンフィチュール、そこに紅茶の葉のような熟成香。ワインとしては涼しいイメージ。

 7、クロ・ヴージョ1995、甘み、酸、タンニンのバランスが特に良かった。エレガントさを強く感じるワイン。アフターの余韻も長い。

 8、エシェゾー1995、個人的に今回1番素晴らしいと思ったワイン。グラスから外へと広がる香りの力強さ。ボトルの上部、下部どちらもテイスティングさせて頂いたが、その違いの面白さ。上部はサクランボを彷彿とさせるまさにチャーミング。下部は熟成による腐葉土の香り。口当たりも存在感がありつつ滑らかなビロードの様。アフターの酸の引き方が大変華やか。


今回は特に貴重な様々なグラン・クリュをサービス、体験させて頂きましたキラキラこのような素晴らしいアイテムを担当させて頂けることは正にソムリエ冥利に尽きます!!
ピノ・クラブ様今回も素晴らしい会をありがとうございましたびっくり


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この記事へのコメント
お世話になり、ありがとうございました。
サービスも、お料理も、コメントも、素晴らしいです。
次回のメドック(第2級)を飲む会、よろしくおねがいします。 
Posted by シン at 2017年02月15日 19:19
シン様

いつもありがとうございます!!
お褒め頂きまして恐縮です。
次回、メドック2級の会も楽しみにしております。
どうぞ宜しくお願い致します。
Posted by アーベントアーベント at 2017年02月17日 00:08
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    コメント(2)